HSBC口座開設時の個人住所証明書での注意事項

HSBCに口座を開設する時、個人住所証明書としてパスポートと、運転免許証か住民票を持参する必要があります。

その住所証明書に英訳が必要な場合があります。

英文の住所証明が必要な場合

  • パスポートサインが漢字以外の場合
  • 日本運転免許証の住所に平仮名、カタカナが含まれている場合

最近HSBCからパスポートのサインが漢字の場合は、今まで通り日本運転免許証を住所証明として認めるが、ローマ字やオリジナルのサインの場合は、住所証明は英文のものでなければ認めないとの通達があったそうです。

これはほとんどの日本の人は問題ないと思いますが、日本の運転免許証の住所に平仮名、カタカナが含まれていることは結構多いので注意が必要です。賃貸暮らしの方は結構当てはまるのではないでしょうか。

英文の住所証明は国際運転免許証(発効より3ヶ月以内のもの)や銀行発行の英文住所記載の残高証明書(3ヶ月以内のもの)が認められます。

国際運転免許証

一番よい解決方法は国際運転免許証を用意することです。

国際運転免許証は各地の運転免許センターで取ることができます。時間は2時間ほど、費用も2500円前後で取得することができます。

英文の残高証明

英文の残高証明を銀行から出してもらうことでも証明になります。

在香港日本領事館で承認してもらう方法

ユビキタスグループのNOVEL ERAに依頼し、在香港日本領事館で承認してもらうことができます。

依頼の場合の手順は下記の通りです。

  1. 住民票とパスポートコピーをメール添付でお送りください。
  2. サポート費用をお振込ください。
  3. 住民票の原本、委任状、パスポートコピー、証明書発給申請書を弊社宛にご郵送ください。
  4. 弊社にて翻訳を行います。
  5. 領事館に確認していただきます。
  6. OKがでれば住民票の原本、委任状、証明書発給申請書を持って領事館に申請に行きます。
  7. 3営業日~1週間後、領事館にピックアップに行きます。

サポート費用はHKD1,500(公文書翻訳証明書実費含む)です。

金額的にも日数的にも一番手軽なのは国際運転免許証だと思います。

リンク

Screenshot of novel-era.com
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海外法人を活用した節税スキーム

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弊社では海外との取引をしている法人向けに、海外法人・海外口座の設立・開設をおすすめしています。

海外法人を作って節税対策をしましょう、というと人によってはすぐに=脱税と結びつけてしまう人がいまして・・・

ぼくはそんなにブラックなイメージですか?

ここで2012年7月23日の日経新聞の一記事をご紹介したいと思います。

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カリフォルニア州の実効税率は41%のところ

→ アップル=約24%
→ google=約21%
→ マイクロソフト=約18%

しか税金を払っていないとのこと。

ライセンスには税金のかからないオランダ法人を活用したり、バミューダのタックスヘイブンを活用したりして実際支払う税金を抑えています。

もちろん違法ではなく、現地の法律に則ってのことです。

やはり世界中のどこででも売上の上がるIT企業に多いのですが、海外と取引を行なっている企業であればかなり参考にできるところだと思います。

我々がAppStoreでクリック一つで購入しているアプリの売上は、すべてアップル子会社のオランダ法人へ行き、集計されていきます。

ものすごい件数。ものすごい金額になりそうです。世界中の売上すべてです。

香港の法人税率は17%

実はこのスキームは誰でも活用できるものです。規模に応じてご提案が変わります。お問い合わせください。

少しでも節約したい!海外に銀行口座を開くときに必要なもの

今回はHSBC香港の話ではなく、業者に頼みパスポートコピーの郵送で海外口座を開設してもらう時の話です。

未だかつてないほどの円高の波に見まわれ、海外口座の需要が高まっていますね。

ぼくも海外の口座はニュージーランドGEBS、HSBC香港と持っています。

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弊社が提携しているユビキタスグループのNOVEL ERA社にお願いして口座を開設していただきました。

NOVEL ERA社でのサポートでHSBC香港の口座を開設するときには上記のパスポート認証作業は必要ありません。現地に本人が行きますからね。所要時間は2時間ほどで口座が開設できます。

他国の銀行口座を郵送でパスポートコピーを送って開設してもらう場合

この場合にパスポートの認証作業が必要になることが多いです。

その時に指示されるのは、公証人役場に行って公証人の認証をもらってきてと指示されるのですが、実はこの作業は公証人役場でなくとも可能なのです。

それは行政書士さんにお願いする場合。

公証人役場だと相場で1万円。行政書士さんの場合で5,000円でした。

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このような書類を作ってもらいます。

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パスポートのコピーの認証

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行政書士さん自身の認証

金額にしてみれば5,000円の差でしかないのですが、されど5,000円。

海外口座などは資産を増やす入口となるところ。入り口で余計な手数料を支払うのももったいない話ですからね。

ご用命の場合は美人行政書士さんをご紹介しますね。

 

弊社ではHSBC香港の海外口座開設のツアーも行なっています。興味のある方はお問い合わせください。

繰り返しになりますが、HSBC香港の口座開設の場合は上記認証作業は必要ありません。