
実は先日まで、ぱったりと液晶バックライト交換が入ってこなかったので、おかしいなと思っていたのですが、最近になって今度は急に数が増え始めました。不思議・・・。
そして共通して気になる点が・・・。どれもこれも、ご自分で交換を試されたような跡があるのです。天板のパネルが妙に傷ついていたり、ネジが完全に止まっていなかったり。
ネットを巡回してみると、その理由がわかりました。どうやら「バックライトは安く自分で交換できる!」という情報が数ヶ月前に流行ったみたいですね。その情報をもとに交換を試された方が増えたのでしょう。
いやぁ、ネットの情報伝達力は恐ろしいと感心しました。
ではなぜ、今頃になってその反動がきているのかというと・・・皆さん、失敗されたからなんです。
そのサイトでは「簡単に交換できる」という説明書きでした。確かに簡単と言えば簡単かもしれません。でもそれは車のオイル交換なんて簡単にできるよ、ということと変わりません。車をジャッキアップし、ドレンボルトを外して古いオイルを出します。またドレンボルトを締めて上からオイルを入れ、ゲージで量を確認して完了です。言葉にしてみると簡単ですね。
しかし、その簡単に見える作業の中にこそ、たくさんのノウハウが詰まっているものなのです。無責任に「簡単に」などと書かれるのは心外です。
ご自分ですることを否定したりはしませんが、液晶パネルの破損、ケーブルの切断、埃の混入など様々なリスクを伴います。確かに部品は安いものです。その交換のために、何十倍もの価値のある本体を壊してしまっては、それこそ本末転倒ではないでしょうか。